内容紹介
12月24日の深夜。きのう19歳の誕生日を迎えた「寒川ひじり」は空飛ぶソリに乗って配送業のアルバイトをしていた。
人生初のアルバイト。それは、サンタクロースの業務である。
世は人手不足。サンタクロース界隈も各種求人誌でアルバイトを募集している。
ひじりはタウ◯ワークから求人に応募。
明るい性格を買われ、無事サンタとして採用された。
今夜は地域の各戸を回って子供達の枕元にプレゼントを配っている。
「よーし、がんばるぞー! ……っぶぇっくし!!」
……だが、雇用元であるサンタ協会から支給された制服は、お尻の見えそうなミニスカ。
12月24日の深夜には、この格好は寒すぎる。
「うぅっ……空飛ぶソリに座るとお尻がつめたいなぁ……うぐう。
コンビニ寄って、あったかい飲み物でも買お」
ひじりはコンビニの駐車場にソリを停めた。
ぷるぷる震えながら、休憩前に残りの配達戸数を数えていると、もう一人の人影が。
彼女は深夜のコンビニにやってきた男性を見つける。
あぁ、泣き言が言いたい。
人生初のアルバイトがこんなにきついと思わなかった。
ひじりは彼に声をかけると
「お風呂を貸してもらえないか」と言う。
仕方なく彼は、ひじりを近所の家で休憩させることに……。
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